TECHNOLOGY 技術紹介

鹿児島金属では製品づくりにおいて、お客さまに6つの視点による提案をおこなっています。
その6つとは、以下のとおりです。

1 材質の提案

2 製品形状の提案

3 工法の提案

4 機能追加の提案

5 表面処理の提案

6 製品精度の提案

今回のご要望に対して「最適な〇〇であるか?」という〇〇に入る部分が、上の6つです。
これら6つにおいて検討を重ね、最適なスペックをご提案することから鹿児島金属の製品づくりが始まります。

冷間圧造技術

素材を熱することなく加工し、精度の高い製品づくりを実現できる冷間圧造技術は、鹿児島金属にとってのコア技術です。熱を加えないことから熱による歪みや変形が少なく、より高精度な製品づくりが可能になります。さらに熱を加える工程がないことから製作のスピードアップやコストダウンが可能で、お客さまのニーズにより高いレベルでお応えすることができます。
鹿児島金属ではこのコア技術をさらに高めることで塑性加工(一度加工を加えるとその形になる加工)の「限界」や「制約」にチャレンジしつづけてきました。専門メーカーとして鹿児島金属にしかできない塑性加工を目指し、これからも高精度であること、高品質であることを追求いたします。

機械内で線材を切断し、金型を使って金属に圧力を加えることで、絞ったり押し広げたりしながら変形させ、目的の形状へと自動加工していきます。切削加工がないので切り粉が出ることもなく、材料ロスもきわめて少量で済みます。金型での加工で、加工精度も高く、品質のばらつきも少ないのが特長です。加工プロセスを分かりやすく動画でご紹介します。

あらゆるニーズにお応えします。

設計から製造まで全工程を一貫対応できることは、鹿児島金属にとって全工程にわたる技術力の証明であると考えています。建築や自動車、家電など、多方面に向けた製品を製造し、それぞれの分野で磨き上げられた技術を別の分野にも応用することで高い評価をいただいてきたメーカーだけに、工程間の連携や技術向上が不可欠です。
お客さまからは「鹿児島金属にいえば何とかしてくれる」というイメージをもっていただいています。困ったときに真っ先に名前を思い浮かべていただけることもメーカーとしての財産と言えるでしょう。この評価を支えているのが社内外の技術連携で、社内各部門だけでなく協力工場のネットワークも緊密に連携することで、難しい案件であっても一つ一つ形にしてくることができました。

設計から製造まで

でYouTube の工程動画をご覧いただけます。

VA提案・VE提案

製品づくりの最適なコストパフォーマンスを実現するためのVAやVEは、近年のモノづくりにおいて重視されるべき概念です。鹿児島金属ではお客さまの製品づくりに応じて価値分析や、それに基づいた「6つの提案」の視点から課題や改善点を洗い出し、最適な提案をつくり上げます。
多くの業種、業界に向けて製品を供給していることもあって、お客さまのご要望や課題も千差万別です。それぞれの課題をいかに克服するか、技術的なソリューションが重要になります。
鹿児島金属の営業スタッフはセールスエンジニアである、というのもこうしたVAやVEにおいて提案力やソリューション力を発揮する必要があるからです。社内では、過去のVA提案事例を共有して常に最適なソリューションを検討しています。その成果をぜひ、ご体感ください。

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