FAQ よくある質問
冷間圧造とは何ですか?
素材を加熱せずに、ヘッダー・フォーマーにより、常温において金属を圧力だけで成形することを冷間圧造といいます。
熱間圧造と比較して、熱による歪みも少なく、加工精度が高いことが特長です。
ヘッダー・フォーマーとは何ですか?
圧造機械のことをいいます。一般的にヘッダーは成形工程が2工程まで、フォーマーは3工程以上のものです。
冷間圧造加工のメリットは何ですか?
材料ロスがほとんどないことが挙げられます。
量産する場合、切削加工に比べ安価に製造できます。(金型代は別途必要です)
金型内で成形しますので、安定した寸法の製品を大量生産できます。
金型内で塑性加工を行う仕組み上、ファイバーフロー(繊維状組織)が切断されないため、切削品より強度があります。
最小ロット数は?
材質・製品単重によります。ヘッダー・フォーマー加工のコストメリットを出すには本来、万単位のロット数が必要ですが、現在、当社では数千本単位のロットでも加工を承っています。
材料の線径は?
φ4~φ34までの線経を取り扱っています。
最大製品寸法は?
設備の仕様にもよりますが、最大頭部径でφ55まで、最大首下長さで500Lまで製造可能です。詳しくは設備一覧をご参照ください。
完成品までの対応は可能ですか?
冷間圧造だけでなく、二次加工(ねじ切り、タップ、穴開け、切削 等)、表面処理(めっき・熱処理)も行います。さらには簡易アッセンブルもご相談の上で対応いたします。
図面がなく、サンプルしかない場合は?
現物を基に弊社で図面化をいたします。材質がわからない場合にはご相談の上でご提案させていただきます。